寒い季節には欠かせない手袋。最近では、夏でもUVカットの手袋を使用する方も増えています。
毎日手袋を使用していると、汚れやニオイが気になってきますが、どのくらいの頻度で洗濯をすればいいのか悩んだ経験はありませんか?
手袋は乗り物の手すりやつり革、ドアの取っ手などに触れることも多く、意外と汚れています。
そこで今回は、手袋の洗濯方法や洗えない手袋のお手入れ方法などをくわしく解説します。
<目次>
手袋の洗濯は1ヶ月に1回がベストです。汚れが目立っていない場合も、2ヶ月に1回はお手入れをしましょう。
手袋はいろいろな素材でできています。洗濯をする際は必ず洗濯表示を確認してください。
洗濯表示の見方は、桶に水が入っている図柄は、水洗いができる素材です。数字は液温を表しています。
桶に水と手が描かれているものは、手洗いが可能。桶に「×」がついているものは水洗い不可のため、家庭での洗濯は禁止です。
その他、洗濯表示には漂白剤の使用や乾燥方法などについても書かれているため、よくチェックしてください。
洗濯表示については、下記記事でも解説しているので、参考にしてみてください。
新しい洗濯表示の意味とは?記号の見方やポイントを解説
革でできている手袋は非常にデリケートで、水洗いができないものが多いため、気をつけましょう。
革の手袋は水洗いができても、洗濯機ではなく手洗いで丁寧に洗いましょう。
水洗いができない手袋は、クリーニングに出してください。雨などで濡れてしまったときは、できるだけ早く乾いた布で水気を拭き取り、風通しのいい日陰で干します。放置するとカビや変色する恐れがあるため、注意してください。
まずは手袋を洗濯機で洗う方法から見ていきましょう。
洗濯機で洗うときは、必ず洗濯ネットに入れ、型崩れを防ぐために脱水は短めにするのがポイントです。
手袋を洗濯機で洗う際は型崩れを防ぐために、必ず洗濯ネットにいれましょう。
大きすぎると中で動いてしまい型崩れの防止にならないため、手袋のサイズに合った小さめの洗濯ネットを用意します。
手袋はデリケートな素材でできていることが多いため、おしゃれ着用中性洗剤がおすすめです。
洗濯機のメーカーや機種によって呼び名が異なりますが「おしゃれ着コース」や「手洗いコース」、「ドライコース」など、弱水流で洗えるコースを選択します。
長時間の脱水は型崩れの原因になります。脱水は1分程度で済ませてください。
脱水後、まだ手袋が濡れている場合は、タオルで優しく包んで水気を吸い取ります。
デリケートな素材でできている手袋やビーズなどの装飾品があるものは、脱水をせずにタオルドライだけにしましょう。
洗濯表示に手洗いの指定があるものや丁寧に洗いたい手袋は、傷みの少ない手洗いがおすすめです。
濃い色の手袋も色移りをする可能性があるため、手洗いをするといいでしょう。
ぬるま湯に洗濯洗剤を溶かし、押し洗いと掴み洗いで丁寧に洗います。
洗面器やバケツなどに30℃以下のぬるま湯をため、おしゃれ着用中性洗剤を入れてよく混ぜます。
手袋を浸します。全体は押し洗いをし、指先は掴み洗いをしてください。
汚れが気になっても、強く揉んだり擦ったりすると生地が傷むためNGです。
汚れが落ちたら、水を入れ替えてすすぎます。
すすぎの際も押し洗いと掴み洗いを行い、泡が出なくなるまで何度か水を入れ替えてしっかりとすすいでください。
手袋をタオルで優しく包み、水気を吸い取ります。
脱水が終わったら、手袋の形を整えて、風通しのいい日陰で干してください。そのまま干すとシワが残ってしまう恐れがあります。
伸びやすい素材の場合は、平干しがおすすめです。伸びにくい素材の手袋でもピンチなどで挟むと跡が残ってしまうため、ペットボトルなどにかぶせて干すといいでしょう。
革の手袋は、本革でも合皮でも水洗いができないことがほとんどです。
毎回クリーニングに出すのは面倒だと感じた方も多いのではないでしょうか。
自宅でもできる革や合皮の手袋のお手入れ方法を紹介します。
汚れが気になるときは、乾いた布で優しく拭き取りましょう。
拭いても汚れが落ちない場合は、ブラシで優しく擦ってください。
ブラシを使っても汚れが落ちない場合は、水で濡らし固く絞った布で拭きます。
拭いた後は必ず風通しのいい日陰で干しましょう。
汚れがひどい場合は、片方の手に手袋をはめ、乾いた布に皮革用クリーナーを付けて拭き取ってください。
汚れが落ちたら乾いた布で皮革用クリーナーを取り除きます。
革は気温や湿度の変化に敏感です。
革の手袋は仕上げに皮革用クリームを使うと乾燥を防ぐことができ、ひび割れしにくくなります。
乾いた布に皮革用クリームを少しだけ付けて、磨き込んでください。
手袋はさまざまな部分に触れるため、目に見えない汚れが付着しています。そのため定期的なお手入れが必要です。
いろいろな素材でできており、革など水洗いができない手袋もあります。
洗う前に必ず洗濯表示を確認してください。
洗濯機で洗えるものでも、デリケートな素材でできている手袋が多く、装飾品がついているケースもあるため、洗濯ネットに入れましょう。
丁寧に洗いたい場合は手洗いがおすすめです。
干すときは風通しのいい日陰で、伸びないように平干ししてください。
また、シーズンの終わりにはしっかりとお手入れをしてから保管するようにしましょう。
この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンターにご相談していただくことを推奨いたします。